印パ、カシミール地方の自爆攻撃で関係悪化 国連は仲介の用意

[ロイター] - インドとパキスタンが領有権を争うカシミール地方のインド側で先週自爆攻撃が起きたことで、ともに核保有国である両国間の緊張が急速に高まっています。
印パ、カシミール地方の自爆攻撃で関係悪化 国連は仲介の用意 - ảnh 1      (写真:THX/TTXVN)

パキスタンのカーン首相は、インド治安部隊員が犠牲となったこの攻撃でインドが報復すれば、パキスタンも報復するとけん制しました。

発端となったのは、カシミール地方で14日、インドの治安部隊を乗せたバスを狙った乗用車による自爆攻撃があり、同部隊の隊員約40人が死亡した事件です。攻撃後、パキスタンを拠点とするイスラム過激派ジェイシモハメドが犯行声明を出しました。

パキスタンは事件への関与を否定しており、解決に向けて国連の仲介を求めています。

一方、4─5月に総選挙を控えたインドのモディ首相に対しては、報復を求める声が高まっており、首相は治安当局者が「強硬な対応」を取ることを認めました。

カーン首相はテレビ演説で「パキスタンに対して何らかの攻撃を行うことを考えれば、パキスタンは単に報復を検討するだけでなく、実際に報復する」と強くけん制しました。

国連のスポークスマンは19日、両国間の緊張の高まりを国連は「非常に懸念」しており、両国の要請があればグテレス事務総長は仲介する用意があると述べました。これより先にパキスタン外相はグテレス事務総長に国連の関与を求める書簡を送っています。

1947年の英国からの独立以降、両国の間では3度戦争が起きています。うち2度は、イスラム教徒が多く住むカシミール地方を巡る争いでした。

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