合意なきEU離脱、既定路線ではない-ジョンソン英首相

(VOVWORLD) -イギリスの合意なきEU=欧州連合離脱は今や既定路線になったのかとの質問に、ジョンソン英首相は「断じて違う」と言明しました。「新たな合意を結ぶ余地はある」と強調しました。
合意なきEU離脱、既定路線ではない-ジョンソン英首相 - ảnh 1 ジョンソン英首相(写真:THX/ TTXVN)

スコットランドに向かう途中のジョンソン氏は取材陣に対し、「自分としては新たな合意を結ぶことが可能だと見込んでおり、それを目指している。だが、やむを得ない場合の合意なき離脱に備えるのは政府の責任であり、それが欧州各地の友人たちに自分が送っているメッセージだ。目的は達成できると大いに自信を持っている」と述べました。

さらに「英政府が完全にはっきりさせておきたいのは、アイルランド国境を巡るバックストップは全く有用でなく、もう無効で、葬る必要があるということだ。離脱協定自体も無効で、葬る必要がある」と続けました。

EU首脳が離脱協定の再交渉に合意しない限り、ジョンソン氏は協議を開始しない方針です。同氏の報道官を務めるアリソン・ドネリー氏は「EUが姿勢を変えるならジョンソン首相は喜んで交渉の席に着くが、それが交渉開始の前提だと首相は各地で言明している」と説明しました。政府は合意ある離脱を望んでいますが、EUの姿勢が変わらないなら合意なき離脱が「中心シナリオ」になると説明しました。

ジョンソン首相の主張に対し、EU側に姿勢を変化させる兆しはありません。欧州委員会の報道官は29日、秩序立った離脱が全ての関係者の利益にかないますが、合意なき離脱に対してもEUは十分な用意ができているとの見方を繰り返し、ジョンソン首相が「エンジン全開で」合意なき離脱への準備を進めると発言したことについてはコメントを控えました。

 

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