国連主導のシリア和平協議、9月に会合

【ワシントン=中村亮】ロイター通信は28日、内戦が続くシリアの和平問題を協議する国連主導の会合が9月14日にスイスのジュネーブで開かれると伝えました。

アメリカなどが参加し、シリアの新しい憲法のあり方を中心に議論します。ロシアやイランも内戦後のシリアで影響力を維持したい考えで、各国の主導権争いが激しくなりそうです。

国連でシリア問題を扱うデミストゥラ特使はアメリカやイギリス、サウジアラビア、ヨルダンなど7カ国を会合に招待しました。アメリカからはこのほどシリア特別代表に任命されたジェフリー氏が参加します。シリアでの負担軽減を目指すトランプ政権にとって、内戦後のシリア再建に対する関心はこれまで薄かったです。

中東メディアによりますと、ロシアやイラン、トルコは9月上旬に首脳会談を開いてシリア問題について協議します。各国とも対米関係が悪化しており、シリア再建に向けた協議でも米国と距離を置くとみられます。シリアのアサド政権は8月から反体制派の最後の拠点である北西部イドリブ県の制圧に向けた軍事行動を本格化させています。

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