国連事務総長の選出 透明性や女性擁立促す決議

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(NHK)来年末に任期満了を迎える国連のパン・ギムン(潘基文)事務総長の後任の選出を巡って、これまでの方法より透明性を高めるとともに、各国に女性の候補者の擁立を促す決議が、国連総会で採択されました。

国連のパン・ギムン事務総長は来年末に2期10年にわたる任期を終えることから、年明け以降、後任の選出に向けた選挙戦が本格化します。

国連事務総長の選出を巡っては、国連憲章に基づき、安全保障理事会が勧告した候補者を総会が任命することになっていて、事実上、安保理の5つの常任理事国が決定権 を握っているため、より透明性を高め、すべての加盟国が参加する総会の役割を拡大するべきだとする議論が続いてきました。

その結果を受けて、国連 総会は11日、安保理と総会の双方の議長が、候補者の名簿や経歴を加盟国に配布し、総会で候補者のヒアリングを行うとともに、これまで8代続けて男性が務 めてきた事務総長に、女性の候補者を擁立するよう各国に促すとする決議を、全会一致で採択しました。

一方で、安保理が最終的に候補者を1人に絞って総会に勧告することや、総会では投票を行わずに事務総長を任命することは、従来と変わっておらず、事務総長の選出にあたってはなお大国が強い影響力を持っていると、国連の外交筋は指摘しています。

 

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