政権崩壊のイエメン 事態は混とん

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(NHK)武装勢力が首都を掌握して政権を崩壊させた中東のイエメンでは、この武装勢力への抗議デモが各地に広がっているほか、武装勢力どうしの戦闘も起きるなど混とんとした事態となっています。

イエメンでは、今月6日に反体制派のイスラム教シーア派の武装勢力が首都サヌアを掌握して政権を崩壊させ、国連のパン・ギムン(潘基文)事務総長が「国が崩壊しようとしている」として強い危機感を示す事態になっています。

南西部のタイズなど複数の町では14日、首都を掌握した武装勢力に対する抗議デモが広がり、これに対して武装勢力側が発砲して複数のけが人が出ていると伝えられています。

また、南部の町バイダでは14日、このシーア派の武装勢力とスンニ派の武装勢力の間で激しい戦闘があり、現地からの報道によりますと、これまでに双方合わせて26人が死亡したということです。
混乱が拡大するなか、サヌアにある大使館を閉鎖して職員を国外に避難させる動きが相次いでいて、これまでにアメリカやイギリス、それにサウジアラビアなどが閉鎖しています。

14日には、UAE=アラブ首長国連邦も「政治情勢と治安情勢が一層悪化している」として大使館を閉鎖したと発表しました。

今月12日には、南部を拠点にするイスラム過激派組織「アラビア半島のアルカイダ」に関係する武装グループが混乱に乗じて政府軍の基地を制圧するなど、イエメンは混とんとした事態となっています。

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