日加首相、米国抜きの新TPPを称賛 「市場に恩恵」

(VOVWORLD) -カナダを訪問中の日本の安倍晋三首相は28日、ジャスティン・トルドー首相と会談し、アメリカが脱退したTPP=環太平洋連携協定の縮小化版となる新協定が、市場に恩恵をもたらしているとの見解で一致しました。

アメリカのドナルド・トランプ大統領は、TPPが発効される前の2017年に協定から離脱。昨年末、アメリカ抜きの新協定「CPTPP=包括的および先進的な環太平洋連携協定」が発効しました。

CPTPPは約5億人の消費者を抱えるアジア太平洋地域の11か国が、増大する中国の経済的影響力に対抗することを目指し、加盟間での貿易障壁を取り除いたものです。

カナダの首都オタワで共同会見した安倍・トルドー両首相は、CPTPPが日本とカナダを含めた加盟国の国民および事業に「多大な恩恵を与えている」と述べました。

トルドー首相はCPTPPについて、アメリカが火付け役となった保護貿易主義とは「対極的な立場」を取るものだと述べ、ここ数か月でカナダ産牛肉の対日輸出量が3倍に増えたことに触れつつ「米国にはこのようなアクセス権がない」と語りました。

安倍首相もトルドー氏に賛同し、CPTPPは前進するための手本となるべきものだと評価しました。カナダと日本は今後、CPTPPの加盟国数を増やす努力を行っていくだろうと述べました。(AFP)

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