「朝鮮民主主義人民共和国の査察 数週間で開始できる」IAEA天野事務局長

(NHK)IAEA=国際原子力機関の理事会がオーストリアのウィーンで始まり、天野之弥事務局長は今月12日に行われる米朝首脳会談を念頭に、要請があれば朝鮮民主主義人民共和国に対する査察を数週間以内に開始できるよう準備を進めていることを明らかにしました。

「朝鮮民主主義人民共和国の査察 数週間で開始できる」IAEA天野事務局長 - ảnh 1       (写真:AFP/TTXVN)

IAEAの理事会はウィーンにある本部で4日から始まりました。
天野事務局長は演説で「朝鮮民主主義人民共和国に対する査察で重要な役割を果たしたい」と述べて、今月12日に行われる米朝首脳会談を念頭に、要請があれば朝鮮民主主義人民共和国に対する査察を数週間以内に開始できるよう準備を進めていることを明らかにしました。

また、アメリカのトランプ政権がイラン核合意から離脱を表明したことについて天野事務局長は「国連安保理の要請に基づき、引き続き核合意の検証と監視を行う。必要な施設にはすべてアクセスできている」と述べて、イランは合意を履行しているとの見解を改めて示しました。

その一方で演説後の記者会見では「イランはIAEAの査察に、より積極的かつ迅速に対応できるはずだ」と述べ、イランに対して苦言を呈し、核合意の信頼性を高めるためにはイランのさらなる協力が必要だと指摘しました。

理事会は今月8日まで開かれ、朝鮮民主主義人民共和国の核・ミサイル開発やアメリカが離脱したあとのイラン核合意について、各国が意見を交わすものとみられます。

ご感想

他の情報