洞窟からの救出、危機一髪だった

(共同通信)タイ北部チェンライ郊外のタムルアン洞窟に閉じこめられた地元サッカーチームの救出作戦で10日、最後に残った少年4人とコーチが無事救出され、奇跡の全員生還が世界に感動を呼びましたが、作戦終了直後に洞窟内の水を吸い上げていた排水ポンプが故障、洞窟内の水位が急上昇するなど危機一髪の状況だったことが12日までに明らかになりました。
洞窟からの救出、危機一髪だった - ảnh 1        (写真:AFP/TTXVN)

米ABCテレビがタイ軍事筋の話として伝えました。 

ポンプの故障は最後に残ったコーチが救出された直後に起きました。それまで洞窟内の大量の水を排出していた主ポンプが機能を停止しました。作戦終了に伴い、洞窟内の第3空洞から第2空洞に向け酸素ボンベを運んでいたタイ海軍特殊部隊員らが水位の上昇に気づきました。洞窟内に水が流れ込む一方で排出はできず、第3から第2へと次々と空洞内が水で満たされていました。

救出作戦のために洞窟内にいた数十人の特殊部隊員らとサポートスタッフらは慌てて洞窟を脱出しました。外に運び出す予定だった数百の酸素ボンベが洞窟内に残されたといいます。もし、ポンプの故障が少年とコーチの救出中に起きれば、作戦中止などの不測の事態に追い込まれる恐れもありました。  

 一方、AP通信などによりますと、タイのプラユット首相は作戦終了後、視界のきかない泥水の中を潜水して洞窟を脱出することを余儀なくされた少年たちが「パニックを起こさないよう」、少年たちに抗不安薬が処方されたことを明らかにしました。

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