移民ら数百人が国境開放を要求 ギリシャのマケドニア側

【ベルリン=宮下日出男】欧州への難民・移民流入問題で、ギリシャ北部に足止めされている移民ら数百人が27日、マケドニアとの国境付近に殺到し、閉鎖された国境の開放を求めて抗議する騒ぎとなりました。ギリシャの警官隊が越境を阻止し、大きな混乱はなかったが、移民らにいらだちが高まっています。

移民ら数百人が国境開放を要求 ギリシャのマケドニア側 - ảnh 1
(写真:TTXVN)

現地からの報道では、移民らは「国境を開けろ」と書かれた看板を掲げるなどして国境の開放を要求しました。これに対し、一列に並んだギリシャ警官隊が盾で押し返すなどし、移民らが国境沿いに設置された防護柵に接近するのを防ぎました。

AP通信によりますと、殺到したのはパキスタン人やアフガニスタン人が中心です。移民らの話では、移民らを支援する活動家が「国境が開く」との噂を流したのを受け、移民らが国境沿いに集まったもようです。

マケドニアは移民らの主要ルートでしたが、3月上旬に国境を閉鎖し、ギリシャには北部イドメニで1万人超がとどめ置かれるなど移民ら約5万人が滞留しました。欧州連合(EU)は密航した移民らの送還でトルコと合意しており、ギリシャはイドメニから移民を移すなどの準備を進めています。

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