「空域・国境すぐに閉鎖」トルコ大統領、クルド自治政府に圧力

【イスタンブール=佐野彰洋】トルコのエルドアン大統領は5日の演説で、イラク北部クルド自治政府が実施した独立を問う住民投票を巡り「空域と国境もすぐに閉鎖される」と述べました。
「空域・国境すぐに閉鎖」トルコ大統領、クルド自治政府に圧力 - ảnh 1 トルコのエルドアン大統領(写真:AFP/TTXVN)

クルド人自治区は食料など生活物資の大半を隣接するトルコからの輸入に頼ります。経済封鎖をちらつかせ、9割超が賛成した住民投票そのものを無効とするよう改めて迫りました。

国境閉鎖の具体的な時期には言及しませんでした。エルドアン氏は4日にも「イラク、イラン、トルコの3カ国から成るメカニズムで原油(パイプライン)の閉鎖を決定する」と外遊に同行した記者団に語っており、自治政府への圧力を強めてまする。自治区産の原油はトルコに延びるパイプラインを通じて輸出されています。

これまでのところ、イラク政府の要請に基づくクルド人自治区への航空便停止などを除くと、トルコは目立った制裁措置を講じていません。自国経済に及ぶ悪影響を懸念しているためとみられています。

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