米とキューバ 郵便物を直接やり取りへ

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(写真:AP)


(NHK) ことし、54年ぶりに国交を回復したアメリカとキューバは、これまで第三国を経由させていた郵便物を、直接やり取りすることで合意し、関係正常化交渉の成果の1つと受け止められています。

これはアメリカ国務省が11日に発表したもので、アメリカとキューバの両政府は、これまで第三国を経由していた郵便物を、今後は直接やり取りすることで合意しました。両国は郵便物を運ぶための直行便を週に数本運航するとしており、今後数週間以内に具体的な計画をまとめることにしています。
半世紀以上にわたって対立してきたアメリカとキューバは、ことし7月、54年ぶりに国交を回復し、双方の首都にある大使館の業務を再開しました。

現在、関係正常化に向けてさまざまな分野で交渉が進んでおり、今回の合意はその成果の1つだと受け止められています。

ただ、キューバが経済制裁の完全な解除を求めているのに対し、アメリカでは議会を中心に人権状況の改善を条件にすべきだという意見も根強く、全体としては難しい交渉が続いています。

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