米・キューバが初の人権対話 「溝」浮き彫りに


(産経)米国、キューバ両政府は3月31日、ワシントンの国務省で初の人権対話を開きました。キューバの人権弾圧をめぐる双方の隔たりが改めて浮き彫りになりました。

協議で米側は反体制派や政治犯、集会、言論に対する抑圧を緩和するよう改めて求めました。

これに対し、キューバ側は米国の主張が「内政干渉」だと重ねて主張しました。さらに、米ミズーリ州ファーガソンで黒人少年が白人警官に射殺された事件や、ニューヨークで黒人男性が白人警官に首を絞められて死亡した事件に言及し、米国でも人権問題があると反論しました。

キューバ代表団を率いる外務省の多国間問題・国際法局のペドロソ副局長は「世界にはさまざまな政治制度がある」として、各国固有の制度が尊重されるべきだという主張を貫いており、人権問題で譲歩する気配は今のところありません。

このため共和党内などには、キューバ側が人権対話に前向きに応じたことは、米政府に経済制裁とテロ支援国家指定の解除を促すためのポーズだとみて、人権対話の実質的な進展に対する懐疑論が根強いです。

 

 

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