米兵遺骨「すでに200柱返還」トランプ氏表明

【毎日】アメリカのトランプ大統領は先頃、朝鮮戦争(1950~53年)で消息不明となったまま北朝鮮に残された米兵遺骨のうち「今日すでに約200柱が送り返された」と明らかにしました。

北朝鮮による遺骨収集や即時返還は12日の米朝首脳会談で合意された項目の一つです。米政府から公式発表はありませんが、事実であれば、北朝鮮による合意履行が始まったことになります。

トランプ氏は中西部ミネソタ州の支持者集会で演説し、金正恩(キムジョンウン)朝鮮労働党委員長との会談で「戦没した我々の偉大な英雄たちを取り戻すことができた」と述べました。

両首脳が12日に合意した共同声明では、両国が「身元特定済み遺骨の即時返還を含め、捕虜や行方不明兵の遺骨収集を約束する」と明記しました。米メディアは19日、当局者の話として北朝鮮が週内にも遺骨約200柱を返還する見通しと報じていました。

遺骨は韓国の駐留米軍に返還された後、ハワイ州のヒッカム空軍基地に移送され、DNA鑑定など身元特定のための作業が進められます。

朝鮮戦争中に不明となった米兵は、捕虜収容所で死亡したとみられる兵士を含め約7700人いるとされ、うち約5300柱の遺骨が北朝鮮内に残ったままとみられています。

また、トランプ氏は演説で、米朝首脳会談の実現により「北朝鮮は日本上空へのミサイル発射を中止し、核実験も停止した」と成果を強調しました。「アジア全体が偉大な功績を祝福している」と述べました。

 


 

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