米原油生産、来年末にはOPEC減産分を穴埋めか

[ロイター] - シェール層開発で世界トップの産油国に躍り出た米国は、今後も原油生産が増え続け、来年末にはOPEC=石油輸出国機構加盟国とロシアなど非加盟国が今月初めに合意した日量120万バレルの減産分を穴埋めする見通しです。

EIA=米エネルギー情報局が19日発表した週間統計によりますとアメリカの原油生産は日量1160万バレルで、過去最高の1170万バレルまであと一息に迫りました。

EIAの推計によりますと、アメリカは来年初めにシェール層での生産が増加するほか、年後半には以前から開発が進んでいた海洋油田の生産が本格化するため、産油量が2019年末までにさらに118万バレル増加し、OPECの減産による不足分をほぼ埋める見込みです。

アメリカは昨年、産油量が1970年代以来初めて1000万バレルを超えました。水圧破砕法などの技術が進んだためで、産油量は今後数カ月以内に1200万バレルを超えると見込まれています。

コンサルタント会社ラピダン・エナジーのロバート・マクナリー社長は「供給が津波のような勢いで増えているのに対して、(OPECの減産は)来年の大幅在庫の積み上がりを防ぐにはほとんど無力だ」と述べました。

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