米大統領、対ロ制裁法案署名へ=関係悪化は不可避

 【時事】アメリカのトランプ大統領は28日、上下両院で可決された対ロシア制裁強化法案に署名する意向を表明しました。ホワイトハウスが発表した。

米大統領、対ロ制裁法案署名へ=関係悪化は不可避 - ảnh 1 トランプ米大統領=ロイター

法案に反発するロシアは既に報復措置として在ロシアのアメリカ外交要員の削減を要求しています。トランプ氏の署名で法案が成立すれば米ロ関係がさらに悪化するのは避けられない状況です。

対ロ関係の改善を模索するトランプ氏は法案に否定的とみられていました。だが拒否権を発動しても憲法の規定に基づき議会の3分の2の賛成で覆される可能性が高く、署名する方針を決めたもようです。ロシアと共謀して米大統領選に介入した疑惑を振り払う狙いもありあります。
ロシア外務省は、ティラーソン米国務長官とロシアのラブロフ外相が28日に電話会談し、「2国間の問題について連絡を取り合っていくことで合意した」と発表しました。決定的な対立を避ける努力を続けているとみられます。
法案はロシアのアメリカ大統領選へのサイバー攻撃やウクライナ紛争に絡む制裁などを強化するほか、大統領が既存の制裁を緩和する際に議会審査を義務付ける内容です。個人・団体のロシアへの投資制限も盛り込まれるため、欧州企業が制裁対象になりかねないと欧州諸国からも懸念する声が出ています。

 

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