米抜きのイラン核合意 関係5か国は継続協議へ

(VOVWORLD)(NHK) -アメリカが離脱したあとのイラン核合意について、フランスなど関係5か国とイランは6日、協議を行いましたが合意には至らず、引き続き、合意の維持に向けた協議を続けていくことになりました。

アメリカはことし5月、イラン核合意から離脱し、来月以降、経済制裁を再開することにしていて、イランは合意の維持に向けて各国に対し、金融や原油取引などの継続を求め、こうした条件が守られない場合は核開発を加速させることも辞さないとしています。

核合意に参加したフランスやドイツ、中国など関係5か国と、イランは、6日、オーストリアの首都ウィーンで外相会合を開き、アメリカの制裁から企業の経済活動を守る対策などについて協議しました。

会合のあと記者会見したEU=ヨーロッパ連合のモゲリーニ上級代表は「合意の維持に向けて経済制裁に対する実効性のある措置を検討していく」と述べて、協議を継続していく方針を示しました。

今回の会合では、制裁への有効な対抗策を打ち出し、核合意の維持に向けて各国が歩み寄れるかが焦点でしたが、イランのロウハニ大統領は会合に先立って、ドイツのメルケル首相らと電話会談し、これまでに示された措置では不十分だとして、さらなる対策を求めていました。

アメリカが、来月以降再開する金融や原油取引など幅広い分野での制裁を前に、今後、各国が歩み寄り、アメリカ抜きで核合意を維持できるかが注目されます。

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