米政権、NAFTA再交渉向けた方針公表

(news.tbs.co.jp)アメリカのトランプ政権は17日、貿易赤字の解消を目指し通貨安を防ぐ条項の盛り込みなどを提案したNAFTA=北米自由貿易協定の再交渉にむけた方針を公表しました。

米政権、NAFTA再交渉向けた方針公表 - ảnh 1       (写真:AFP/TTXVN)

トランプ政権の重要公約の1つであるNAFTA再交渉について、USTR=アメリカ通商代表部は17日、協定を批准する権限をもつ連邦議会に交渉方針を提出しました。

USTRは「21世紀型の基準を反映する公正な協定とし、貿易赤字を解消する」として、通貨安を誘導する「為替操作」を防ぐ条項を盛り込みたい考えを表明しました。このほかにも電子商取引のルール新設や、労働者の人権や環境保護基準の引き上げに意欲を示しました。

北米に工場などを展開する日本企業も方針の表明に注目していましたが、専門家は、トランプ政権がこの再交渉の基準を日本を含めた他国との貿易協定の下地にしたい思惑も指摘しています。

アメリカのトランプ大統領は「これ以上、他国がルールを破り、雇用を奪い、我々の富を流出させるのを許しません」と強調しました。

トランプ政権は今週を「メイド・イン・アメリカ・ウイーク」と銘打って、国内産業の活性化にむけた行事を続ける予定で、その初日に再交渉方針を示しました。

方針自体は強硬なものの、貿易赤字解消を目指す方策は具体性を欠いていて、野党・民主党からは、「脱退したTPPの一部を貼り付けただけだ」との批判があがっているほか、カナダも「国益は守る」と冷ややかな反応しています。

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