米金融当局:2019年6月まで利上げ継続か-エコノミスト調査

(Bloomberg) ブルームバーグが米金融政策を巡りエコノミストを対象に行った最新調査(今月18-20日実施)では、今週開催の連邦公開市場委員会(FOMC)での政策金利引き上げ決定後も、来年6月まで四半期に一度のペースで0.25ポイントずつの利上げが継続されるとの見通しが示されました。

連邦準備制度理事会(FRB)ウオッチャーのエコノミストは今年6月の前回調査で、金融当局が12月のFOMCで利上げをいったん見送ると予想していました。最新調査ではこれに対し、四半期に一度のペースでの利上げの一時休止の時期が来年9月とされました。

エコノミストは今回の調査で、フェデラルファンド(FF)金利誘導目標レンジ(現在1.75-2%)の上限が2019年6月に3%(前回調査は2.75%)に達すると予想しました。その後、10-12月(第4四半期)に同年3回目の利上げが行われ、同上限は現行引き締めサイクルのピークとなる3.25%に到達すると見込んでいます。

アマースト・ピアポント・セキュリティーズのチーフエコノミスト、スティーブン・スタンリー氏は「FOMC参加者の大半は、中立水準に達する必要があって早い方が良いとする戦略を極めて明確に示している」と語りました。エコノミストは景気を刺激も抑制もしない中立金利を3%前後と推計しています。

最新調査の結果は、米金融当局者が中国との貿易戦争の悪化や新興市場のストレスについて懸念するよりも、インフレ加速や米労働市場の逼迫(ひっぱく)、減税・政府支出拡大に伴う景気刺激効果を当面重視するとのエコノミストの信頼感を反映したものです。

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