米 独裁色強めるベネズエラに経済制裁の大統領令署名

 (NHK) アメリカのトランプ大統領は、南米ベネズエラでマドゥーロ大統領の主導で従来の議会の立法権が剥奪されるなど独裁色が強まっているとして、新たな経済制裁を科す大統領令に署名し、両国の対立が深まるのは避けられない情勢です。

米 独裁色強めるベネズエラに経済制裁の大統領令署名 - ảnh 1       (写真:AFP/TTXVN)

ベネズエラでは先月、マドゥーロ大統領が主導して、野党が多数を占める従来の議会とは別に新憲法を制定するためだとして「制憲議会」のメンバーを選ぶ選挙を行い、野党側は選挙をボイコットしました。

このため全員大統領派からなる「制憲議会」が発足し、先週の審議で従来の議会の立法権を剥奪することを決めました。

これに対しアメリカのホワイトハウスのマクマスター大統領補佐官らは25日、記者会見し、トランプ大統領がベネズエラに対し新たな経済制裁を科す大統領令に署名したことを明らかにしました。

制裁は新たに発行されるベネズエラ政府の国債や国営の石油会社の社債の取り引きなどを禁じる内容で、マクマスター補佐官は「非合法的な独裁が根づくことをアメリカは許さない」とマドゥーロ大統領を非難しました。

アメリカとベネズエラをめぐっては、トランプ大統領が今月、軍事力をちらつかせて国民への抑圧をやめるよう迫ったのに対し、マドゥーロ大統領は全土で軍事演習を行う考えを明らかにするなど強く反発し、制裁によって両国の対立が深まるのは避けられない情勢です。


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