英保守党、党首選が事実上スタート

(VOVWORLD) -イギリスのメイ首相が24日、辞意を表明し、後継首相を選ぶ与党保守党の党首選が事実上スタートしました。

この日にハント外相、翌25日にはハンコック保健相と主要閣僚が相次いで立候補の意思を表明しました。EU=欧州連合からの離脱問題で強硬派の「顔」として知られ、既に党首選に名乗りを上げていたジョンソン前外相も改めて出馬の意向を明言しました。英メディアによりますと、10人以上の議員が出馬に意欲をみせています。

メイ氏は6月7日に保守党党首を辞任。党首選は同月10日の週に正式に始まります。新党首は7月下旬までに選出され、首相に就任する見込みです。

英紙デーリー・テレグラフによりますと、ハント氏は出馬の意向表明で、離脱問題について「誰が(離脱を)成し遂げても、彼女(メイ氏)が基盤を築いたことを知るだろう」と述べ、自身が首相になった場合、メイ氏がEUとまとめた離脱合意案をベースに対処する姿勢を示唆しました。2016年の国民投票でEU残留を支持したハント氏は、ソフトな離脱を目指す議員や党員に支持が広がるとみられます。

だが、英紙タイムズと調査会社ユーガブが今月10~16日、保守党員800人以上に行った調査結果では、次期党首に望ましい人物としてジョンソン氏がトップで39%、次いでラーブ前EU離脱担当相が13%と、経済や市民生活の混乱が予想される「合意なき離脱」も辞さない離脱強硬派が上位を占め、ハント氏は8%にとどまります。「合意なき離脱」に強く反対するスチュワート国際開発相やハンコック氏ら穏健派は、いずれもハント氏より低いです。

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