通貨安競争を回避=APEC財務相会合が閉幕-共同声明

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(時事)フィリピンのセブで開催されていたAPEC=アジア太平洋経済協力会議財務相会合は11日、共同声明を採択して閉幕しました。声明は「通貨の競争的切り下げを回避し、あらゆる形態の保護主義に対抗する」と明記し、中国の人民元切り下げが世界同時株安を助長したことを踏まえ、通貨安競争による悪影響の回避を訴えました。

中国経済の減速や、米連邦準備制度理事会(FRB)が検討しているゼロ金利解除の影響に対する懸念から、APEC域内の成長をけん引する新興国経済には下押し圧力が強まっています。声明は「金融市場が変動する中、経済成長は依然緩やかでばらつきがあり、下方リスクがある」として、8月以降の株安進行と世界経済の成長鈍化に懸念を表明しました。

その上で「これまでの金融・為替政策の合意を再確認する」とし、企業の輸出を有利にするための自国通貨切り下げへの反対を改めて打ち出しました。さらに声明は、成長強化と金融安定に向け、機動的な財政政策や構造改革を継続するとしました。

 

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