難民キャンプ、近く閉鎖

【ヨハネスブルク小泉大士】ケニア政府が同国東部にある世界最大規模のダダーブ難民キャンプなどを近く閉鎖する方針を明らかにしました。「治安上の脅威」などを理由としていますが、国連や人道支援団体などから「50万人以上が生命の危機にさらされる」と、懸念を強めています。難民キャンプの閉鎖方針は6日に発表されました。

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(写真:TTXVN)

ダダーブには、1991年に勃発したソマリア内戦による難民ら約35万人が暮らします。ケニア政府は、隣国ソマリアのイスラム過激派アルシャバブが、潜伏先に使っていると指摘しています。

ロイター通信によりますと、国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)は9日「国際的な義務に反した決断は避けるべきだ」と再考を促しました。国際医療支援団体「国境なき医師団」も、長く無政府状態が続き、貧困にあえぐ祖国への帰還を強制すれば「重大な結果を招く」との声明を発表しました。

ケニア政府は過去にも閉鎖の方針を発表したことがありますが、国際社会からの要請を受けて棚上げしていました。

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