韓国首相 沈没事故対応不手際理由に辞意

(NHK)、韓国の旅客船沈没事故を巡り、チョン・ホンウォン首相は27日、事故後の対応に不手際があったことを認め、責任を取って辞任する意向を表明しました。

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辞意を表明した韓国首相(写真:GTVT)

これはチョン・ホンウォン首相が27日午前、ソウルで緊急の記者会見を開いて明らかにしたものです。今回の事故で韓国政府は、船に乗っていた人や救助された人の数を誤って集計するミスを繰り返したほか、捜索活動の状況についての説明が二転三転するなどしたため、国民から批判が高まっていました。
これについてチョン首相は、会見で「初動から収拾の過程まで問題を適切に処理できなかったことについて、政府を代表し国民に謝罪します」と述べました。
そのうえで「一日も早く収拾するための対策を講じることが責任の取り方だと考えていたが、これ以上、私の存在が国政運営の負担になってはならないと考え、辞任を決意した」として、首相を辞任する意向を表明しました。
事故のあと支持率が大きく落ち込んでいるパク・クネ大統領としては、チョン首相の辞任を認めざるをえないものとみられ、今後の国政運営にとって大きな打撃となりそうです。
一方、沈没事故は発生から27日で11日となり、これまでに187人の死亡が確認され、まだ115人の安否が分かっていません。
現場海域では捜索活動が続けられていますが、天候が悪化しているうえ潮の流れが早いことなどから、26日未明以降、新たに見つかった人はおらず、捜索活動は難航しています。

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