NSA盗聴問題、米情報長官認める

NSA=アメリカ家安全保障局がメルケル独首相ら35人の外国首脳の電話などを盗聴していたとされる問題で、クラッパー国家情報長官は29日、 下院情報特別委員会の公聴会で証言しました。

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クラッパー長官(右)(写真:ロイター)

クラッパー長官は「首脳の意向を収集、分析することは基本的な信条のようなものだ」と述べ、NSAによる同盟国の 首脳を対象にした情報収集活動が長年にわたって行われてきたことを認めました。

クラッパー長官は「情報機関に入って最初に学ぶ基本は、指導者の考えをどう知るかということだ。どんな 指導者でも対象になる」と明言し、通信傍受の目的について「外国首脳の発言が実際に起きていることと符合するかを確認するため」と述べ、同盟国を含む外国首 脳の通信を傍受していたことを認めました。

ただ、盗聴を含む情報収集活動の対象としてきた首脳の名前は明らかにしませんでした。

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