ASEAN第6回国防相会議

ASEAN東南アジア諸国連合は29日、今年の議長国であるカンボジアの首都プノンペンで第6回国防相会議を開きました。

会議に出席したベトナム国防省のフン・クアン・タイン大臣は発表を行い、地域と世界の国防安全保障に関するベトナムの立場を明らかにしました。タイン大臣は「世界の主たる動きは平和、安定、協力、発展である」と強調するとともに東南アジア地域の情勢に関して、「東南アジア地域の情勢は一般的に見れば、平和、安定、協力、発展の環境が維持されているものの安全保障面での危機が潜在している」と述べました。

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会議の共同声明に調印しているタイン国防相

タイン大臣は「地域内の国境線と南シナ海での領有権の争いが複雑に推移しており、関連各国が自制しなければ、紛争を引き起こす可能性がある。アセアン諸国は2015年をめどにアセアン共同体の構築を完成するため、平和、安定、協力、発展の環境の維持に努力する必要がある。この目標を実現するため、関連各国は自制をし、交渉を通じて、1982年の海洋法に関する国連条約を始め、国際法を基礎に平和的解決をしなければならない。当面、関係各国はCOC=南シナ海における行動規範の作成のため、DOC=行動宣言を効果的に実施する必要がある。南シナ海に関する交渉に、ベトナムは2国間に関連する紛争を当事者国で交渉を行い、多国間に関連する紛争は多国間が交渉を行うことを主張する」と明らかにしました。

なお、第6回国防相会議では、アメリカ、中国、ロシア、日本などを含む拡大国防相会議を現在の3年に1回から2年に1回に増やし、域外国との安保対話を強化することで合意されました。

会議で採択された共同宣言は、南シナ海での領有権紛争の平和的解決を確認したASEANと中国の合意文書である「南シナ海行動宣言」を全面的に履行すると強調しました。法的拘束力を持つ「南シナ海行動規範」の締結をめざすことを改めて確認しました。

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