EU上級代表「イランの核合意順守に疑問生まれない」

【パリ=三井美奈、ベルリン=宮下日出男、ロンドン=岡部伸】イスラエルのネタニヤフ首相がイラン核兵器開発疑惑の「証拠」を示したことを受け、欧州では改めて開発阻止のためには核合意の堅持が必要との見解が上がりました。

EU上級代表「イランの核合意順守に疑問生まれない」 - ảnh 1 EU上級代表のフェデリカ・モゲリーニ氏(AFP/TTXVN)

EU=欧州連合のモゲリーニ外交安全保障上級代表は、4月30日の声明で、イスラエル側の主張に対し、「(合意が締結された)2015年以降のイランの合意順守に疑問を生むものではない」と強調しました。現在の核兵器開発を示す資料ではないとの認識を示唆しました。

声明は合意違反の情報があれば、自身が議長役を務め、関係国でつくる共同委員会やIAEA=国際原子力機関を通じて対処すべきだともしました。

フランス外務省は1日、「核合意の正当性が示された」との立場を声明で示した上、核開発に対する監視継続とともに、核合意を基に弾道ミサイル制限などを加えた新合意を目指すというマクロン仏大統領の提案に沿った「長期的な保証」が必要だと主張しました。

ドイツ政府報道官はDPA通信に対し、イスラエル側の情報を「詳細に分析する」と述べる一方、国際社会が核兵器開発を疑っていたからこそ、「核合意が署名された」と強調しました。英政府報道官も合意維持の重要性を改めて主張しました。

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