G7閉幕 首脳宣言を発表 かろうじて結束保つ

(VOVWORLD) (NHK)-カナダで開かれていたG7サミットは日本時間の10日午前、閉幕し、首脳宣言が発表されました。アメリカと各国が対立し最大の焦点となった貿易分野では、ルールに基づいた国際貿易体制の重要性を明記し、G7の結束をかろうじて保った形となりました。
G7閉幕 首脳宣言を発表 かろうじて結束保つ - ảnh 1    G7主要7カ国の指導者=TTXVN

カナダ東部ケベック州のシャルルボワで開かれていたG7サミット=主要7か国首脳会議は2日間にわたる討議を終えて日本時間の10日午前4時すぎに閉幕し、議長国カナダが首脳宣言を発表しました。

今回のG7サミットは、アメリカのトランプ政権が鉄鋼製品などに発動した輸入制限措置に対し各国から強い反発が出る中、貿易をめぐる討議の行方が最大の焦点になりました。

その貿易の分野について首脳宣言では「ルールに基づく国際貿易体制の重要性を指摘し保護主義と戦う」として、G7がけん引してきた自由貿易の推進を掲げる文言を明記しました。
一方で「関税や非関税障壁、補助金の削減に努める」という文言も盛り込まれ、貿易赤字の削減を求めて「公正な貿易」を主張するトランプ大統領への配慮もにじませています。
アメリカと各国との対立で存在意義も問われていたG7としては、首脳宣言を発表することでかろうじて結束を保った形ですが、トランプ大統領が首脳宣言は受け入れられないという考えをツイッターに投稿するなど、G7内の亀裂が改めて表面化しています。
今回のサミットでは、世界的な課題を主要国の首脳が協調しながら解決を主導していくというG7の役割を取り戻すことができるかという重い課題が残されました。

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