G20閉幕 次の焦点は自動車関税引き上げめぐる議論

(NHK)ルゼンチンで開かれていたG20=主要20か国の財務相・中央銀行総裁会議は、アメリカに端を発した貿易摩擦を世界経済のリスクと指摘しました。

しかしアメリカは、保護主義的な主張を変えておらず、今後は日本などの自動車への関税引き上げをめぐる議論の行方が焦点となります。

アメリカと中国などとの貿易摩擦が激しさを増す中で開かれた今回のG20は、貿易問題が最大の焦点となりました。

声明では、激化する貿易摩擦を世界経済のリスクと明記し、対立の解消に向けて対話や行動の強化を求めました。

先月開かれた先進7か国のG7会合では、貿易をめぐって、アメリカとそのほかの国が激しく対立しましたが、今回のG20は、対立の先鋭化は避けられた形です。

しかし、アメリカのムニューシン財務長官は、会合後の会見で関税の引き上げなどの措置を正当化するなど、これまでの主張を改めて強調しました。

アメリカの姿勢が変わらない中、次の焦点は、トランプ政権が検討する輸入車や自動車部品への関税引き上げをめぐる協議の行方に移り、今月25日にはアメリカとEUとの首脳会談も行われます。

自動車への関税が引き上げられれば、日本にとっても経済へ深刻な影響を受けかねないだけに、日本としても今後、アメリカに粘り強く働きかけ、妥協点を見いだすことができるか、問われることになります。

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