IAEA事務局長、イランの高官らと会談

就任後初めてイランを訪れたIAEA=国際原子力機関の天野事務局長は、21日、イランの核問題の交渉責任者を務める最高安全保障委員会のジャリリ事務局長らイラン側の高官と相次いで会談しました。
会談後の共同記者会見で、ジャリリ事務局長が「核の不拡散の課題などで前向きな話し合いができた」と述べたのに対し、天野事務局長も「非常に有意義で、いい 雰囲気の中で交渉できた」と評価し、23日にイラクの首都バグダッドで開かれるイランと欧米側との核協議に「前向きの影響を与えるものになった」との見方 を示しました。

一連の会談で天野事務局長は、核兵器の開発につながる実験が行われた疑いが指摘されるテヘラン郊外のパルチンの軍事施設への査察官の立ち入 りや、イランの核技術者との面会などを巡って、イラン側と協議したものとみられます。

天野事務局長は、会見で「検証方法の枠組みについて積み残した作業は あるが、それが協議の進展を妨げるものではない」と述べ、今回、イラン側との協議で疑惑を持たれている施設の査察などに向けて何らかの前進があったことを示唆しました。

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