IMF、世界成長率予想を下方修正 貿易戦争に警鐘

(news.tbs.co.jp)IMF=国際通貨基金は9日、世界経済見通しの改定版で、アメリカを中心とした貿易摩擦の広がりから、世界全体の今年の成長率予想を年率3.7%とし、7月時点の予想から0.2ポイント引き下げました。

IMFは9日に発表した世界経済見通しで、2018年の世界全体の成長率予想を年率3.7%に引き下げました。アメリカを中心とした貿易摩擦の広がりから、7月時点の予想よりも0.2ポイント下方修正し、同じ理由から2019年の予想も0.2ポイント引き下げました。最も摩擦が激しいアメリカと中国の今年の成長率予想は据え置いたものの、2019年はいずれも0.2ポイント引き下げました。

IMFはさらに、貿易摩擦の悪影響を最大限見積もった場合、アメリカのGDP(国内総生産)は0.9%以上、中国は1.6%以上縮小すると試算。この場合、世界のGDPの合計も0.8%以上縮小するとしたうえで、「貿易をめぐる緊張の高まりは、世界経済に多大な悪影響を与えている」と警鐘を鳴らしています。

一方、日本については、設備投資の拡大などを背景に、2018年の成長率予想は0.1ポイント引き上げて1.1%としています。

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