IMF 経済成長率見通しを下方修正 中国経済の減速が背景

(VOVWORLD) -IMF=国際通貨基金は、ことしの世界全体の経済成長率の見通しを下方修正すると発表しました。アメリカとの貿易摩擦が長期化する中国経済の減速が背景にあるとしています。

IMFは23日、最新の経済見通しを発表し、ことし、2019年の世界全体の経済成長率は、3か月前の予想より0.1ポイント低い3.2%になると下方修正しました。

IMFは3か月ごとに見通しを改定しますが、下方修正は今回で4回連続です。

これはアメリカとの貿易摩擦が長期化している中国で関税の引き上げの影響を受けた企業の生産や輸出が落ち込んだことが主な要因で、そのほか、アメリカの制裁の影響を受けるイランなど中東地域の経済の悪化なども理由に挙げています。

一方、10月に消費税率の引き上げを控える日本の成長率については、ことしが0.9%、来年が0.4%と、0.1ポイントずつ下方修正しました。

IMFは、景気減速を防ぐために世界の主要な中央銀行が相次いで実施を示唆している金融緩和策については一定の効果があるとしながらも、貿易面の緊張の解消などに各国が協調して対応するよう警鐘を鳴らしています。

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