FEDの利下げと株式市場

(VOVWORLD) -FED=米連邦準備制度による利下げへの観測が急速に高まってきました。

本稿を執筆している時点で6月のFOMC=米連邦公開市場委員会の結果は明らかになっていませんが、日本株への考えられる影響をまとめておきたいです。

アメリカ経済の堅調さを考えると、仮に利下げされた場合には「異例」と言えそうだ。過去の利下げは、金融不安が強まっていた2007年を除くとISM=米サプライマネジメント協会の製造業指数が50を割り込んだ局面でした。今はまだ50を割っておらず、ISM非製造業指数に至ってはさらに高い水準にあります。

ではFEDが実際に利下げに踏み切った場合、株式市場の反応はどうなるか。ポイントはアメリカがリセッション(景気後退)に陥るか否かでしょう。リセッションならば、最初の利下げは明確な株式の売りサインと考えられます。この場合、いくら利下げしても株価下落は容易に止まりません。しかし「リセッションを伴わない利下げ」の場合は逆に株式の買いサインであり、過去には日米株とも大幅に上昇しています。

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