OPCW、英暗殺未遂でロシア提案の調査否決=欧米と対立浮き彫り

(VOVWORLD) - (AFP)ランダ・ハーグにある化学兵器禁止機関(OPCW)は4日、英国で起きた神経剤による元ロシア軍情報員暗殺未遂事件について協議するため執行理事会を開きました。

ロシアが同国も含めた新たな合同調査を求める提案を行いましたが、採決の結果、賛成数が規定に達せず否決されました。

ロシアは調査に影響力を行使することで早期幕引きを狙いましたが、欧州連合(EU)加盟国や米国を中心に、「ロシアの関与」を主張する英国への支持の声が勝ちました。ただ、ロシアは事件への関与を強く否定しており、欧米諸国との対立の構図が改めて浮き彫りとなりました。

ロイター通信によりますと採決結果は、賛成6に対し、反対15、棄権17でした。中国やイランなどが賛成しましたが、支持は広がりませんでした。

ロシアのシュルギンOPCW代表は理事会後の記者会見で「(規定である)3分の2の賛成を得ることができなかった」と述べる一方、棄権も含めて23カ国がロシア案に反対しなかったと強調しました。執行理事会は192カ国の加盟国のうち41カ国で構成されています。

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