OPEC、9カ月の減産延長合意を発表 ロシアも同調へ

(VOVWORLD) -1日、石油輸出国機構(OPEC)は ウィーンで開いた定例総会で、6月末で期限が切れた協調減産を2020年3月末まで9カ月延長することで合意したと発表しました。

2日にロシアなど非加盟国をまじえた「OPECプラス」の会合で同調を呼びかけます。世界経済の減速による需要減退への懸念に対応し、原油価格を下支えします。

総会後に記者会見したOPECの盟主サウジアラビアのファリハ・エネルギー産業鉱物資源相は「非加盟国も同意すると確信している」と述べました。そのうえで「グローバル経済の見通しは1週間前よりも改善した」と指摘しました。

6月29日の大阪での米中首脳会談で貿易協議再開が決まったことで、原油需要が回復することへの期待をにじませた形です。減産で消費国が原油不足に直面することはないと強調しました。

減産幅はこれまでの日量80万バレルを維持します。減産の延長期間を6カ月から9カ月に延ばし、原油の値動きを安定させることをめざします。

減産延長はロシアのプーチン大統領とサウジのムハンマド皇太子が6月末の大阪での会談で、合意しました。2日のOPECプラス会合でも9カ月の延長で合意する見通しです。さらに、OPECプラスを恒常的な協議の枠組みとすることでも合意を目指します。協力関係を定めた「憲章」に同日にも調印する方向で最終調整を進めています。

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