ハイズオン省の名物バイン・ダウ・サイン(緑豆菓子)



北部ハイズオン省にはタインハ県のライチ、ケサット村のライスペーパーなど多くの特産品がある地方として知られていますが、最も有名なのは緑豆菓子という意味のバイン・ダウ・サイン です。これは緑豆を粉にして、砂糖、植物油を混ぜたものです。

ハイズオン省の名物バイン・ダウ・サイン(緑豆菓子) - ảnh 1

ハイズオン省のバイン・ダウ・サインが知られるようになったのは約100年前のことで、ベトナムの最後の封建時代であるグェン王朝の王様の一人であるバオダイ王にまつわるものです。村の長老によりますと、ある日、バオダイ王はハイズオン省を訪れた際、地元の人々は王様に緑豆に砂糖、動物性脂肪を混ぜて作ったお餅を献上しました。

バオダイ王はそのお餅のような菓子の美味しさに魅了され、このお餅に王様の権力のシンボルとされている黄金の龍の模様をこの菓子の箱に印刷するよう命令しました。それ以来、ハイズオン省で作られたバイン・ダウ・サインは黄金の龍の緑豆餅という名称になり、現在はハイズオン省のバイン・ダウ・サインの商標となっています。ハイズオン省のバイン・ダウ・サイン生産協会のグェン・ディン・ザン( Nguyen Dinh Giang) 会長は次のように語りました。

(テープ)

「ベトナム南部完全解放南北が統一された1975年、バイン・ダウ・サイン製造に携わる人々はこの伝統的職業を復活し始めました。1980年代に、ハイズオン省ではバイン・ダウ・サインの生産施設は80箇所もありました。現在、私たちはバイン・ダウ・サインの品質を昔のまま維持していますが、さらなる生産技術の改善に力を入れています」

ハイズオン省の名物バイン・ダウ・サイン(緑豆菓子) - ảnh 2

バイン・ダウ・サインを作るのはあまり複雑ではありませんが、独特な秘訣があります。緑豆、砂糖、脂肪などバイン・ダウ・サインを作る材料はきちんと選ばなければなりません。ザバオというバイン・ダウ・サイン生産会社の幹部の一人であるルオン・スアン・ハット ( Luong Xuan Hat) さんは次のように語りました。

(テープ)

「バイン・ダウ・サインを作るための原料の仕入れを厳格に管理します。材料の出所がはっきり明らかにされ、そして、その品質が確保されなければなりません。緑豆は近代的な精製ラインで加工されてから、他の材料と混ぜて、バイン・ダウ・サインを作ります」

現在、ハイズオン省のバイン・ダウ・サインは世界の多くに国々に輸出され、消費者に愛用されています。先ほどのハイズオン省のバイン・ダウ・サイン生産協会のグェン・ディン・ザン会長はさらに次のように語りました。

(テープ)

「輸出に向けて、絶え間なく製品の質的向上に取り組んでいます。労働者も食品安全衛生について研修コースに参加しています。また、製品の形式も連続して改善しています。私たちは現在、バイン・ダウ・サインの他、緑豆の粉や大豆の粉も販売しています」

ハイズオン省を訪れる人々ならば、誰もがお土産としてバイン・ダウ・サインを買って帰ります。台湾で働いているハイズオン省に隣接する北部港湾都市ハイフォン出身のチャン・マイン・ハ( Tran Manh Ha) さんは次のように語りました。

(テープ)

「帰国する時、ベトナムからのお土産として、必ず、ハイズオン省のバイン・ダウ・サインを買います。台湾ではお菓子がたくさんありますが、バイン・ダウ・サインは口に合って、美味しいです」

現在、ハイズオン省のバイン・ダウ・サインの商標は50以上もあります。ハイズオン省の人々は常に自らのこの伝統的バイン・ダウ・サインの維持、発展を重視しています。


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