HCM市の証券市場

2017年2月24日 - 16:12:32


ホーチミン市の証券市場は全国市場の90%のシェアを占めています。同市が国営企業の株式化を進めている現在、証券市場の成長は市内の持続可能な経済発展事業の原動力になると見られています。

(TDHT: ホーチミン市証券取引所が伝統的ベトナム正月テト後、初取引を開始するドラの音)


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テト後初取引を開始するドラを鳴らす式典(写真:ホアン・ハイ)

ホーチミン市証券取引所が伝統的ベトナム正月テト後、初取引を開始するドラを鳴らしたホーチミン市党委員会のディン・ラ・タン委員長は、ホーチミン市の証券市場が今年も、迅速に発展していくことへの希望を表明しました。

2016年、ホーチミン市の証券市場は安定した成長をし、その資本化金額が30%、流動性が24%増加しましたが、現在積極的に行われている国営企業の株式化はその有利な条件を作り出すとしています。タン委員長は次のように強調しました。

(テープ)

「企業の効果的かつ迅速な発展のために引き続き支援していくことを公約します。市の指導部は証券取引所や、企業と同行します。企業の成功はホーチミン市全体の成功と見なしています。」

今年も、証券市場は引き続き効果的な資本調達手段として活用されていきます。国営企業の株式化が進められている中で、近年、多くの国営企業の株式が上場し、国内外の投資家の関心を集めています。特に、乳製品企業ビナミルク社や、飲料水・リカー生産企業サベコ社などに対する関心度はピークに達しています。

今年の初めからも多くの積極的兆しが出ています。ベトナムの代表的な株価指数「VNインデックス」がこの9年間最高となり昨年末比で5%増加した697・28ポイントに達していることはその証と見られています。エコノミストのチャン・ホアン・ガンさんは次のような見方を述べています。

(テープ)

「今年に、証券市場で取引されるものが多様化されます。多くの株は展望が明るくなります。そのため、市場での資本化金額は36%から50%ないし60%に増える可能性があります。」


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ベトナム証券市場稼動20周年記念式典(写真:国家証券委員会)

一方、ホーチミン市証券取引所のレー・ハイ・チャ副所長は、「ベトナム証券市場を格上げし、それを通じて、外資誘致を促進する必要がある」との見方を示し、次のように語りました。

(テープ)

「証券市場への大規模な高品質の商品提供を進める一方、ベトナム証券市場の格上げのために取り組む必要があります。これを通じて、国際社会の力を集めることができるようになります。」

先ごろ、フランスの経済新聞「レ・ゼコー」はベトナム証券市場に関する記事を掲載し、その中で、「これまで、ホーチミン市証券取引所は迅速に発展してきたが、2017年にもさらに成長していく」と報じました。

また、「2016年、同取引所の成長率が16%に達したことに伴い、今年、ベトナム証券市場全体の成長率は6・7%になる見通しだ」と予測しています。ホーチミン市の国家証券委員会のブー・バン委員長は「今後もホーチミン市の証券市場の発展のために有利な条件を作り出していく必要がある」とし、次のように語りました。

(テープ)

「証券市場の改革、刷新、再構築を引き続き進めます。証券市場の一本化はホーチミン市の証券市場の活発化に役立ちます。これにより、ホーチミン市の取引所はさらに株を集めることができるようになります。」

国営企業の株式化を株式市場の発展と結びついて進めることはホーチミン市に投資する企業に有利な条件を作り出すと評されています。そして、2017年にも、ホーチミン市の証券取引所は国の証券市場のけん引役を果たし、国の経済全体への資本調達のための効果的な手段であり続けるでしょう。