ベトナム北部の村の特徴


ベトナム北部の村の特徴 - ảnh 1
ハノイ市から東へ30キロ離れたところにあるフンイエン省バンラム県ノム村の中央にある神社や
古いガジュマルの木、井戸は昔のまま残っている。

ベトナム平野部は長い年月の歴史を持ち、ベトナム文化、文明の発祥地であると見なされています。また、この地域は、数多くの伝統的文化の価値を保存しています。北部平野部の農民は、主に稲作で生計を立ており、仏教、儒教の影響を受けています。北部の一般の村の光景は、竹やぶがあり、村の門と路地、瓦葺の家、祠、集会所、お寺などがあります。北部農村部の村では、古いガジュマルの木が村の前方、中央、後ろ、あるいは、神社や祠、お寺などの遺跡の傍に植えられています。特に、これらの村は独特な建築物を持っています。例えば、村の表門に入る前にはかかる瓦葺の屋根つき橋、あるいは石で出来た橋などです。

ベトナム北部の村の特徴 - ảnh 2
200前から建設されたノム村の門


しかし、もっとも印象的な姿は村の門であると言われています。村の門は、芸術的建築物であるのみならず、文化価値を持っています。村の門に飾られた村の名前と対句は、その村のルーツや、文化などを物語るからです。これについて、民間文化研究者のチャン・フウ・ソン博士は次のように明らかにしました。

(テープ)

「門は、村の境界を示す建造物であり、生産地区と居住空間を分ける境目となっています。また、その昔、村の門と村の周辺にある竹やぶの並木、及び、村の中にある警備システムは、外敵の攻撃を阻止する強固な砲台のような役割を果たしました。今日では、村の門は、村を美しく見せる建築物であり、故郷の象徴となっています。」

次は、村の集会所は北部農村部の村における最も代表的な建築物となっています。集会所は村の中で、最大の建物であり、最も美しい建築物でもあります。集会所は村の守護神、つまり村の設立者であり、国に対して功労のあった人物を祀るところです。また、集会所は村の祭事や重要な行事が行われるところでもあります。

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ノム村のノム寺の建築様式


その他、仏を祀るお寺はずっと昔から、村人の信仰的な活動と緊密に結びついています。ハノイ郊外クダー寺ティック・テェン・ダット上座は次のように明らかにしました。

(テープ)

「仏教はずっと以前にベトナムに伝来しました。お寺、集会所、祠などはどこの村にもあり、北部平野部においてなくてはならない存在です。お寺は、信仰活動の開催場所の一つです。」

その他、ベトナム北部の村には井戸も欠かせない存在であり、「村の目」と考えられ、農村の平穏な生活を反映する鏡とされてきました。

ベトナム北部の村の特徴 - ảnh 4

そして、村の家は、周辺にはハイビスカスの垣根、軒先には檳榔樹の並木、そして、家の後ろにはバナナの木々が植えられています。それぞれの家庭によって、住宅の大きさは違います。

それぞれの村にも、お墓があります。幾つかの村は、自分の家族の田畑に遺体を埋葬する習慣もあります。

現在、社会生活が変化しているものの、多くの村は、北部農村部の独自性を維持しています。どんな人にも故郷があります。

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