銅を鋳造するダイバイ村

2017年4月12日 - 0:00:00

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ダイバイ村の銅製仏具=Báo ảnh Việt Nam (VNP)

銅を鋳造するダイバイ村はハノイの隣の北部バクニン省にあり、数百年の歴史を持っています。ダイバイ村の人々が作る銅製の品物は、広く国内に知られてきました。

資料によりますと、11世紀の始めごろ、銅の製造に優れたグェン・コン・チュエンさんがこの職を村人に伝えたことにより、銅の鋳造がダイバイ村の主要な職業となったそうです。チュエンさんが亡くなった後、村人は彼を銅鋳造業の元祖として顕彰したというのです。200年前に、ダイバイ村の優れた銅鋳造職人らは、タンロン都に移転し、銅鋳造業で生計を立てました。今日のハノイ市内の旧市街にあるハンドン通りには、銅製品の販売を営む店がたくさんあります。その中の多くの店主はダイバイ村出身者です。

ところで、ダイバイ村へ足を運ぶと、銅製の美術手工芸品の店の他、鋳造工房から響く音が聞こえます。

現在でも、ダイバイ村には文化と歴史に関する遺跡が残っています。それらは、銅鋳造業の元祖グェン・コン・チュエンさんの廟、バンラン集会所、ジエンロック集会所、ジェンフック寺などです。ダイバイ村の長老グェン・スアン・サムさんは次のように語っています。

(テープ)

「ダイバイ村は伝統的職業村として認定されたときに、ソン村、タイ村、ヅア村、及びゴアイ村という4つの村落で構成されました。当初、村人は家庭の日常用品しか製造しませんでした。そして、村人の中には博士号を取得して、官吏になった後に、故郷の伝統的職業に関心を持ち、伝統的職業村落を設立した人が5人いました。それ以来、村落は異なる4つの職業に従事しました。ゴアイ村は銅製の鍋を専門に製造しましたが、タイ村はお盆、ボールのような丸い容器を、ヅア村は急須と小さい鍋、ソン村落は仏具を作りました。現在でも、銅鋳造工程は機械化されましたが、4つの村落は昔のままの職業を維持しています。」

その理由で、ダイバイ村の銅鋳造業は益々発展し、専門化されてきました。村の職人らが製造した銅製の仏具は日々多様化され、巧みになり、全国各地に出荷されるようになりました。

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仏像の製造=Báo ảnh Việt Nam (VNP)


これまでに、この村では、およそ1700人の労働者に及ぶ700の世帯が銅鋳造業に従事しています。中でも、国際基準に達する多くの優れた職人がいます。グェン・バン・チュンさんは13歳から銅鋳造業を勉強して以来わずか20年あまりで、優れた職人になっています。チュンさんの話です。

(テープ)

「我が家は、線香鉢など銅製品の仏具、特に仏像を製造しています。職業に熱意と情熱をもたないと、美しい製品はつくれません。もちろん、秘訣や経験も重要ですけどね。」

様々な浮き沈みを乗り越えてきたダイバイ村の銅鋳造業は、日々着々と発展しています。この村の伝統的な手工業は新たな発展段階に入っており、村人の生活改善に役立っています。