アメリカと中国との戦略対話

アメリカと中国の閣僚が米中間の幅広い問題について話し合う「米中戦略経済対話」が3日に北京で始まりました。対話は毎年一度、両国で交互に開かれ、今回で4回目です。4日まで2日間の日程で、経済規模が首位と2位の両国の閣僚が一堂に会します。

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クリントン長官と戴秉国国務委員(写真:ロイター)

朝鮮半島情勢や貿易不均衡など、本来の主要議題に加えて、今回の主な議題は、南シナ海問題や、気候変動、エネルギー安全保障、スーダン問題、朝鮮半島問題などです。また、中国の通貨・人民元の為替相場に関する問題も討議されるとみられます。米中戦略経済対話は、アメリカからクリントン国務長官とガイトナー財務長官が、中国から王岐山副首相と戴秉国国務委員が出席して、3日午前、北京の釣魚台迎賓館で、2日間の日程で開幕しました。

開会式には胡錦涛国家主席も出席し、「対話と交流に基づいて、意見の違いを適切に解決し、両国関係をさらに発展させるべきだ」と述べました。また、米中両国が信頼関係の構築に努めることが重要との考えを示しました。これに対し、クリントン国務長官は「相互に利益をもたらし敬意を払い合う形で、両国の協力を強化させていく」と応じました。

これより前に、2日、米中両国が安全保障問題を話し合う第2回戦略安全対話が北京で行われました。中国外務省によりますと、中国側は張志軍外務次官や馬暁天人民解放軍副総参謀長ら、アメリカ側はバーンズ国務副長官、ミラー国防副次官らが出席しました。この対話は第4回米中戦略・経済対話の枠組みの一環です。双方は安全対話の枠組みを発展させ、両国の相互信頼を増進するのに大きな役割を発揮させることに同意したということです。

このような中、国際世論は「米中間の経済関係は大きく発展しているものの、経済以外は多くの問題がまだ残っている。これらの問題を解決することは容易ではない」との見方を示しています。

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