アメリカ国務省の2011年の国別人権報告書に対する世界各国と国際組織の非難

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既にお伝えしましたように、去る5月24日に、アメリカ国務省が発表した世界各国の2011年の人権状況をまとめた年次報告書が世界各国からの非難を受けています。

キューバの人権状況に関するアメリカ国務省の報告に反対する声明の中で、キューバは「キューバ人権状況に関するアメリカの認定は対キューバ制裁措置におけるアメリカの残忍な行為を隠蔽することである」と非難しました。

一方、中国外務省は、アメリカ国務省が中国の人権状況悪化を批判した年次報告書を公表したことについて、「偏見に基づく事実と異なる指摘ばかりだ。人権を名目にした内政干渉はすべきではない」と反発しました。

また、ベトナム外務省のルオン・タン・ギー報道官は、「ベトナム人権状況に関するアメリカ国務省の年次報告書はベトナム人権の実態状況に関する誤った情報に基づくもので、客観性に欠ける判断の認定に過ぎない」と強調しました。

アメリカ国務省の人権報告書の公表に対抗し、中国は、「アメリカの人権記録」を発表しました。その中で、「アメリカ国民の政治的権利と自由はひどく侵害されている。『自由の地』を標榜するアメリカは自他ともにだましている。昨年のウォール街でのデモでは、数千人の参加者が暴力的に扱われ、数多くの人が逮捕された。このように大衆の集会やデモ、言論の自由を踏みにじる行為は、アメリカの自由と民主がいかなるものか明らかにした」と強調しました。

国際人権団体アムネスティ・インターナショナルは先頃発表した年次報告の中で、アメリカにおける人権侵害状況について強調しました。この団体は、アメリカの特殊部隊によるビンラディン殺害は国際的人権違反の行動であると述べました。また、この団体は、ブッシュ政権が、キューバのグアンタナモ収容所、アフガニスタンとイラクの収容所の囚人に対する拷問を許可したことは人権侵害の行為だと指摘しました。

アムネスティ・インターナショナルとヒューマンライツウォッチによりますと、アメリカは、同国の深刻な人権状況を故意に無視し、この問題に関する国際人権組織の勧告に沈黙(ちんもく)の態度を示してきました。

ところで、アメリカ国務省が発表した国別の人権状況をまとめた年次報告書を発表したことについて、世界各国と国際組織はさらに「アメリカに対し、自国の深刻な人権問題を正視すること、人権を他国のイメージを損ない、内政に干渉し、自国の戦略的利益を図る道具にしてはならない。」と強調しました。

ベトナムに対して、アメリカ国務省の年次報告書は両国関係の発展の傾向に逆行する行為であると指摘されています。ベトナムは、人権問題を始めとするあらゆる問題の解決へ向けてアメリカを含む世界各国や国際組織と協力、対話する用意があります。ベトナムとアメリカとの関係は多くの分野において発展している背景に、両国 は建設的かつ、率直で相互尊重という精神に基づいて、対話を継続させることが相互理解、両国関係の発展に寄与していくことになるでしょう。

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