ベトナム商標作り

先頃、EC欧州委員会はベトナム南部キエンザン(Kien Giang) 省フーコック( Phu Quoc) 島の「フーコックのヌクマム」(ベトナム魚醤)に、EUからのPDO原産地名称保護制度適用証明書を付与しました。

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PDOはEU法が規定する食料品の原産地名認定・保護のための制度です。フーコックのヌクマムはEUからの、この証明書を取得した東南アジア地域で初めての製品となりました。しかし、EUを始め、世界各国に輸出されているベトナムの多くの製品にとって、これは最初の成功に過ぎません。EU市場で生き残るため、フーコックのヌクマム経営業者が実施すべきことは山積されているからです。

科学技術省所属知的所有権局の報告によりますと、PDOの認定を受けられる可能性がある商品は数多くありますが、これまでにベトナムでPDOの認定を受けるのは35の品目しかありません。その中にはフーコックのヌクマム、中部のブオン・マー・トートコーヒー、北部フート( Phu Tho) 省ドアン・フン( Doan Hung) 地区のザボン、中部ビン・トアン( Binh Thuan) 省のドラゴン・フルーツなどがあります。

経済専門家によりますと、ベトナムのPDOの認定の取得はあまり難しいものではありませんが、最も重要なことはベトナム企業が商標を維持、管理できるということです。ファム・チュン・ルオン( Pham Trung Luong)博士は次のように語りました。

(テープ)

「商標の管理に関心を寄せる企業や地方はまだ少ないです。商標を得るだけは不十分です。最も重要なことは商標を管理することです。商標管理における重要な内容は商品価値の確保;商標価値の統制;商標価値の確保のための調整ということです。これは切り離すことができない3つの内容です」

現在、ベトナムの多くの企業は国外市場でのマーケティングや商品販売に関心を寄せていますが、商標保護の重要性を十分に認識していません。カイラン( Cai Lan) 植物油会社のダン・バ・トゥ( Dang Ba Tho)副会長によりますと、国外での商標保護活動は非常に重要な意義を持っている」と明らかにし、次のように語りました。

(テープ)

「製品の品質が確保されないと事業活動が発展できません。現在、ほとんどの企業は生産の自動化を推進していますから、生産手順を厳格に検査しなければなりません。その他、各企業は食品の安全衛生を第一にしなければなりません。これは死活問題です」

科学技術省所属知的所有権局のチャン・レ・ホン( Tran Le Hong)博士によりますと、ベトナムでは商標の持続性が欠けているため、世界市場におけるベトナム製品の競争力が劣っています。それゆえ今後は、ベトナム企業と関連各機関はそれぞれの製品に対する商標作りに力を入れる必要があります。

一方、商工省のチャン・トアン・アイン( Tran Tuan Anh)次官は「商標作りと発展は国家商標プログラムにおける重要な内容である」と強調し、次のように語りました。

(テープ)

「国家商標作りには企業と政府の緊密な協力が必要です。商標作りプログラムの実施は商工省と国家商標評議会の優先課題と位置づけられます」

世界経済への参入を進めている現在、商標作りは差し迫った問題であり、ベトナム経済と企業の競争能力を確保するための重要な問題になることでしょう。

 

 

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