企業の持続的な発展

28日、ハノイで、グェン・タン・ズン首相と副首相4人、9人の閣僚、2人の大都市の人民委員会委員長が企業の代表と会議を行いました。多くの企業が資本、消費市場、政策などの分野において困難に直面している背景の中で開かれたこの会議はベトナム企業が持続的に発展するための対策が出されることが期待されています。

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この会議は毎年行われ、企業各社が生産経営活動の中で、直面している困難を分かち合うための重要なフォーラムとなっています。今年の会議には5百人の企業の代表が参加しましたが、そのうち、民間企業の代表が4百人、外資系企業の代表が50人、国営企業は20人がいます。会議に先立ち、ベトナムの声放送局のインタビューに答えた際、ベトナム商工会議所のブ・ティン・ロック( Vu Tien Loc) 会頭は「現在、企業を含め、ベトナム経済は新しい発展段階に入り、その中で、構造再編は死活問題となってきた」と明らかにし、次のように語りました。

(テープ)

「マクロ経済がかなり安定している背景の中で、各企業が当面の困難を乗り越え、経済成長の質的向上に寄与できるための対策を出すのは非常に重要な意義を持っています。この数日間、私たちは各地方や機関に関連する300件の意見や提案を出しました。この会議では企業が提出する一連の意見が即時に解決されます。」

この会議で取り上げられる4つの主要なテーマは民間企業と融資接近、税制、市場進出、生産経営用地の賃貸借などです。会議では多くの企業が融資に関し、困難に直面していることが明らかにされました。現在、銀行から融資を受ける企業の割合は32%しかありません。ベトナム中小企業協会によりますと、2012年から2013年末まで、商業銀行の融資を受けた企業数は非常に少なく、多くの中小企業は困っています。中部ダナン市のフォック・ティン水産物商業輸出入サービス有限会社のドゥ・アイン・トァン( Do Anh Tuan) さんは次のように語りました。

(テープ)

「わが社は日本企業と経営契約を結びました。契約総額はおよそ6万ドルですが、融資の面において困難に直面しています。銀行は企業の発展の経緯と能力、および、社会への貢献度などを検討した上で、融資を決定する必要があります。企業の発展展望が明るい場合、企業の発展に有利な条件を作り出します。」

2014年と2015年の経済社会発展任務と企業の状況に関する総括報告書によりますと、現在、国営企業は経済の発展に牽引役を担っていますが、長期的には民間企業は国の発展に原動力を作り出します。GDPに占める民間企業の割合がトップになり、国営企業がそれに次いでいます。その理由で、この会議で、グェン・タン・ズン首相が民間企業を含め、企業全体の発展に条件を作り出すことを重視しています。先ほどのベトナム商工会議所のブ・ティン・ロック会頭はさらに「民間企業の大部分は中小企業ですから、これらの企業の設立や経営に有利な条件を作り出すよう」希望を表明し、次のように語りました。

(テープ)

「オープン、かつ、平等な経営環境を作り出すのは最も重要な意義を持っています。中小企業を支援するプログラムを実施する必要があります。その他、中小企業は近代的な科学技術の導入にも困難に直面しています。現在、政府、商工会議所、および、科学技術省は中小企業の競争力向上のため、科学者と企業との連携のための会議を共催しています」

世界経済への参入を進めているベトナムとしては国内企業の競争力の向上を重視しています。ベトナム首相と各企業との会議は企業の発展に対する政府の関心を示すと共に企業の発展に原動力を作り出すことでしょう。

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