南北朝鮮関係

最近、朝鮮民主主義人民共和国と韓国との関係には新しい兆が出ています。これらは、ケソン工業団地再開の合意や、離散家族再開、金剛山(クムガンサン)観光再開の提案などです。これらは朝鮮半島情勢の安定化につながる積極的な動きと見られます。


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南北経済協力事業のケソン工業団地再開に関しては、双方は14日、基本合意しました。この日の実務協議で、双方がどんな情勢でも正常運営することを保障し、「再稼働できるよう積極的に努力する」とする合意書に署名しました。

両国は共同声明で、「南北は同工業団地がいかなる政治状況の影響も受けず通常稼働することを保証する」と述べ、海外投資家向けのイベントを共同開催すると表明しました。韓国のパク・クネ大統領はこの決定を歓迎し、「きょうの協議が韓国と朝鮮民主主義人民共和国の関係において再スタートの始まりとなる」ことを願うと述べました。

一方、離散家族の再開問題に関して、18日、朝鮮民主主義人民共和国の朝鮮中央通信は、同国は韓国が提案していた離散家族再会事業の再開に同意し、中秋節に合わせて9月19日に実施すると伝えました。

離散家族の再会は北側の観光地・金剛山で行われます。南北朝鮮の離散家族の再会事業は2000年の南北首脳会談から始まり、これまで18回にわたって3500世帯の1万7100人が再会を果たしましたが、2010年を最後に途絶えていました。韓国では約8万人が再会事業への参加を申請していました。


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離散家族再会の様子(写真:Infonet)

さらに、金剛山の観光再開に関して、北側の祖国平和統一委員会報道官は18日、9月中旬に離散家族の再会事業を行おうという韓国側提案に同意し、そのための赤十字実務協議を23日に金剛山で開催することを呼びかける談話を発表しました。

報道官は、金剛山観光の再開に関する実務協議を22日に金剛山で開くことも提案しました。金剛山観光は、立ち入り禁止区域に入った韓国人観光客が射殺される事件が2008年に起きたことで中断しています。韓国は、再開の条件として謝罪と再発防止の約束を求めています。

特に、アメリカ軍と韓国軍は19日から朝鮮半島での有事に備えた合同軍事演習を始めたことについて、北側は、先月末に「実施されれば予測不能の戦争局面に陥る」などと反発していましたが、今月に入ってからは表立った反応を示していません。

このような中、アナリストらは「これらの動きは朝鮮半島での平和、民族和解にとって楽観的な兆であるが、双方がこれらのチャンスをどのように活用するかが焦点となっている」との見方を示しています。

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