少数民族居住地の貧困解消に向けて

25日午前、ハノイで、国会の社会問題担当委員会は貧困解消に関する政策について説明会を開きましました。その中で、少数民族の人々の貧困解消を支援するための多くの対策が出されました。これはベトナムが貧困を持続的に解消するための対策でもあります。

少数民族居住地の貧困解消に向けて - ảnh 1

集計によりますと、特別な困難に直面している少数民族の村の貧困率は2006年の47%から2010年に28.8%に下がりました。しかし、少数民族の人々が多く住んでいる北西地域の貧困率は全国平均の2,97倍になっています。また、少数民族出身の貧困者の割合は全国の貧困者の50%を占めています。その原因として挙げられるのは貧困解消が継続的に実施されていないこと、および、各地方間の貧富の差が縮小されていないということです。

労働傷病軍人社会事業省によりますと、貧困解消事業が予定通り実施されていない理由の一つは貧困解消に関する政策が重なっているということです。いくつかの地方で、貧困解消政策が効果的に実施されていません。労働傷病軍人社会事業省のファム・ティ・ハイ・チェン大臣によりますと、これらの状況を克服するため、少数民族の人々が多く住んでいる山岳地帯に関する長期的、かつ、総合的な政策を制定する必要があると明らかにし、次のように語りました。

(テープ)

「優先的な対策の一つは困難に直面している地域に支援を集中的に行うということです。これにより、今後、貧しい地方がインフラ整備に対し、年間ではなく、中期的に投資を行います。第2は直接支援の代わりに、職業教育、貧しい人々に融資を行うなど貧困者が生産経営活動を通じて、貧困状態から脱出する政策をとるということです。第3は貧困者の支援事業の効果向上のため、貧困者を分類するということです」

貧困解消事業の効果に悪影響を与える要素の一つは少数民族の人々が耕作地不足に陥っているということです。その原因は人口増加や自然災害などがあります。この状態を克服する措置について、農業農村開発省のカオ・ドゥク・ファット大臣は次のように語りました。

(テープ)

「主な原因は耕作地の不足です。この問題を解決するため、国立の農場や林業会社が管理する土地を点検した上で、放置されている土地を収用し、少数民族の人々に渡すということです。これまで、各地方はおよそ80万ヘクタールを収用しました。多くの地方で、少数民族の人々は耕作地がありませんが、林業用地が残されているから、少数民族の人々に森林と林業用地を引き渡すことを強化します。その他、少数民族の人々に農業以外の職業教育を行うことです」

貧困解消のための様々な対策を同時に実施することにより、今後、少数民族の人々の居住地における貧困率が持続的に引き下げられ、社会福祉の強化に寄与することでしょう。

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