経済の総需要刺激

27日ハノイで開かれたベトナム政府の5月月例会議で、ベトナムのグェン・タン・ズン首相は経済の総需要を増加させることを求めました。ズン首相によりますと、総需要刺激はインフレ率に悪影響を与えないものの経済成長率の維持に有利な条件を整えます。

ズン首相は「総需要を増加させることは政府の新しい景気対策ではないものの今年始めから出された計画に基づき実施された対策である。これはインフレの再燃につながるものではない」と強調しました。また、ズン首相は「農業、農村、輸出業者、労働者が多く使用している企業などは現在、投資額を必要としている」と明らかにし、次のように語りました。

(テープ)

「年初から5ヶ月の与信の伸びはマイナスになりました。そのような中、政府は与信の伸び率を15%~17%引き上げる計画があります。そのため、銀行の貸し出しを強化すれば、インフレ率が低い水準に陥ることがないこと、および、経済成長率を理にかなっている水準に維持することに重要な意義を持っています。現在、農業、農村、輸出業者、不動産などに貸出を強化する必要があります」

ズン首相はこのように語りました。

会議で、多くの大臣は各企業の信用資金の受け入れ能力に配慮しています。現在、各企業は生産活動に多くの困難に直面しているため、企業の困難を解決するための対策を精力的に実施する必要があります。建設省のチン・ディン・ズン( Trinh Dinh Dung) 大臣は次のように語りました。

(テープ)

「不動産分野は建設資材の生産と建設分野など多くの産業にとって牽引的な役割を担っています。もし、不動産分野における不良債務を処理しなければ、この分野における不良債務は日増しに悪化することでしょう。社会住宅、工業団地のインフラ経営プロジェクトなどを実施している企業を対象に付加価値税の納税期限の延長を許可する必要があります。」

チン・ディン・ズン大臣はこのように語りました。

ベトナム国家銀行は総需要刺激のため、銀行の貸出金利の引き下げが引き続き実施します。政府の月例会議後開かれた記者会見で、ベトナム国家銀行のグェン・ドン・ティン(Nguyen Dong Tien)副総裁は次のように語りました。

(テープ)

「貸出金利の引き下げはインフレ抑制と企業活動の補助に配慮しながら引き続き調整されます。今後、企業への補助対策も継続されます。現在、国家銀行は信用機関に対し、不良債務の処理に力を入れるよう指導しています」

グェン・ドン・ティン副総裁はこのように語りました。

ベトナム政府の5月月例会議で出された総需要刺激はベトナムが2012年に出した経済発展目標の実施に重要な意義を持っていると言えるでしょう。

 

 


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