越米関係発展に逆行する行為

越米関係発展に逆行する行為 - ảnh 1

                                                                ベトナムでは誰もがインターネットを利用できる

先頃、アメリカ下院外交委員会は、いわゆる2013年版の「ベトナム人権法案HR 1897」を採択しました。この法案は、人権擁護と民主主義を人道目的以外の援助と結びつけており、アメリカ政府に対し、ベトナムの人権と信仰の自由に向けて、より強硬な姿勢を示すべきである、と呼びかけています。

2013年版のベトナム人権法案は、アメリカ共和党のエド・ロイス議員とクリス・スミス議員によって提唱されました。この法案はアメリカ政府に対し、ベトナムに対する人道目的以外の援助を停止するとともに、ベトナムに対して、人権問題に関する「重要、かつ、厳粛な進歩」を見せるよう呼び掛けました。また、これらの議員はアメリカ政府に対して、ベトナムを「特に懸念のある国」の指定リストに載(の)せるよう求めました。

2013年版の「ベトナム人権法案HR 1897」には、ベトナムに悪意を持つアメリカの幾人かの議員が、毎年同国下院に提出するものと比べて新しい点はありません。ベトナム人権事務所のグェン・タイン・ソン( Nguyen Thanh Son)所長は「2013年版の「ベトナム人権法案HR 1897」に取り上げられた問題が、今年4月に行われたベトナム・アメリカ人権対話に触れられた」ことを明らかにし、次のように語りました。

(テープ)

「対話でベトナムは言論の自由、報道の自由、インターネット利用の自由などアメリカが関心を持っている諸問題を取り上げました。アメリカ側はベトナムがブロガーやインターネットを使用している幾人かの人物を逮捕したと指摘しましたが、これに関して、ベトナムは「これらの人物は法律に違反したため逮捕された」と明らかにしました。これらの人物は言論の自由や報道の自由を利用して、ベトナム政府に反対する行為を行ったからです」

アメリカ国内でさえも、アメリカ下院外交委員会アジア・太平洋小委員会のエニ・ファレオマヴァエガ小委員長はこの法案に反発しました。エニ・ファレオマヴァエガ小委員長は「いわゆる2013年版の「ベトナム人権法案」は、ベトナムに対し偏見を持つ幾人かのベトナム系アメリカ人の見方を基礎としており、ベトナムの状況を正確に反映しないものである」と強調しました。

アメリカ下院が2013年版の「ベトナム人権法案」を採択したのは、ベトナムのチュオン・タン・サン( Truong Tan Sang)国家主席がアメリカ訪問を終えてからわずか1週間後のことです。この訪問で、サン国家主席とオバマ大統領は国連憲章、国際法、両国の独立、主権、領土保全を基礎に、両国関係を全面的パートナー関係を構築することで一致しました。両国関係に残されている問題の一つである人権問題に関して、両国の代表はきたんのない意見交換を行いました。これについて、ベトナムのファム・ビン・ミン ( Pham Binh Minh)外相は次のように語りました。

(テープ)

「人権問題に関して、私たちは不一致点について率直に意見を交換しました。私たちは人権保護に関するベトナムの政策を明らかにしました。サン国家主席のアメリカ訪問の一行には各宗教の代表もいました。これらの代表はアメリカに対して、ベトナムの宗教状況を詳しく知らせました」

一方、先頃、CSIS戦略国際問題研究所 東南アジア研究プログラムシニア・フェロー マレー・ヒーバート(Murray Hiebert)氏は、ベトナムの声放送局ワシントン支局のインタビューに答えた際、次のように語りました。

(テープ)

「ベトナムとアメリカとの関係の展望は明るいです。両国は全面的パートナー関係の構築で一致しました。今後、両国は軍事、教育、環境などの分野における具体的な協力計画を作成しなければなりません。両国関係の発展のチャンスは大きいですが、両国はその関係を実質的に発展させるための努力をする必要があります。私は将来における両国関係を楽観視しています」

アメリカ下院外交委員会は、いわゆる2013年版の「ベトナム人権法案HR 1897」を採択したのは両国関係の良好な発展に逆行しているといえることでしょう。

以上

 

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