今年1月2日から現在までのこの3ヶ月間で、1992年憲法改正案へ向けた全国民の意見集約が人民各層から応援を受けています。
統計によりますと、国内にある各省庁や地方、団体が憲法改正案への意見集約に関するおよそ3万回の会合、シンポジウム、会議を開催しました。全体では、各機関、組織、個人が提出した意見の数は多く、そのうち、憲法改正案の内容や項目に対する大多数の賛成意見の傍ら、同改正案の完備、質的向上を目指す複数の提案も提出されています。
92年憲法施行総括に関する政府指導委員会委員長のを務めるグンエン・スアン・フク副首相は憲法改正案への各省庁、部門、地方の意見集約を評価した際、次のように語りました。
(テープ)
「私たちは憲法改正案への集約を厳粛に行なってきました。特に、同憲法改正案の完備へ向ては適切で重視すべき多くの意見がありました。全国的な規模で展開してきた意見集約は成功したといえるでしょう。」
一方、ホーチミン市選出国会議員のド・バン・ドオンさんは次のように語りました。
(テープ)
「92年憲法改正案へ向けた意見集約に参加する人数は日増しに増えました。1千万人の人口を擁するホーチミン市では、約5~6百万人が参加すると予想されています。現在、ホーチミン市は、様々な形態で意見集約を積極的に行なっています。」
現在、92年憲法改正案への意見集約は、各レベルの党委員会、ホーチミン共産青年同盟、居住地、及びそれぞれの家庭で引き続き展開されています。
北部ニンビン省に住むキリスト教徒であるファム・バン・カンさんは次のように語りました。(テープ)
「私の地域では全てのキリスト教徒を対象に憲法改正案への集約を行ないました。このことは人民の権利に直接的に関連するので、キリスト教徒たちはとても喜んでいました。私も、人権、制度、社会、党の指導的役割に関する内容に賛成です。」
計画に基づき、92年憲法改正案へ向けた意見集約は今年9月30日に終了してます。そこで、現時点でも、人民各層の意見が引き続き受け取っています。