18 日、パプアニューギニアの首都ポートモレスビーで開催中のAPEC＝アジア太平洋経済協力会議の第26回首脳会議に出席しているベトナムのファム・ビン・ミン副首相兼外相はニュージーランドのウインストン・ピーター副首相兼外相と会見を行いました。

会見で、双方はASEAN、APEC、国連などの国際の場における協力強化で一致すると共に国際法を基礎に、地域の安全保障、安定、秩序の維持、航行の自由の確保の重要性を強調しました。

ウインストン・ピーター副首相兼外相はベトナムがCPTPP＝包括的かつ先進的環太平洋経済連携協定を批准したことを高く評価し、その中で、これは経済の全面的刷新、国際社会への主体的参入に対するベトナムの決意を示していると述べました。同外相はこの協定の展開の際にベトナムを支援すると公約しました。

これより前の17日、ファム・ビン・ミン副首相兼外相はパプアニューギニアのリムビンク・パト外相と会見を行いました。

会見で、双方は訪問団の交換、貿易、投資の促進などの分野における協力強化で一致しました。同外相は「パプアニューギニアはベトナムが2020年～2021年期において、ベトナムが国連安全保障理事会非常任理事国への立候補を支持する」と強調しました。