おしゃべりタイム(6月22日)

(VOVWORLD) - リスナーの皆さんから寄せられたお便りを音楽と共にお送りするおしゃべりタイムの時間です。

 

山崎 こんにちは、山崎千佳子です。

アン こんにちは、アンです。

山崎 先週はソンさんがお休みだったので、アンさんとおしゃべりタイムとハノイ便りを担当しました。ソンさんは旅行でお休みとかではなく、お仕事だったんですか?

アン 出張でした。私もそうですけど、なかなか休みは取れないですね。

山崎 ちなみに、有給休暇はどれくらいあるんですか?

アン 1年で12日です。でも、これに2日プラスされて14日になります。

山崎 その2日は何ですか?

アン 多分、外国人から考えると変だと思うかもしれませんが(笑)、移動日なんです。どこかへ出かけるための1日と帰ってくるための1日です。

山崎 へええ。行きと帰りで2日もらえるんですね。

アン そうです。ベトナムは縦に長い国なので、それを考慮しています。

山崎 おもしろいですね。それはVOVだけでなくて、他の会社もですか?

アン そうです。法律で決められています。有給休暇の日数も、勤続15年目からは1日ずつ増えていきます。

山崎 でも忙しいと、なかなか休みも取れないですよね。有給の繰り越しはできるんですか?

アン はい。翌年まで繰り越せますが、それ以上はだめです。

山崎 ちなみにアンさんは、有給休暇はどれくらい使ってますか?

アン 0です。ここ10年くらい使ってないです。日本語課のスタッフは、ほとんど使ってないですね。

山崎 うーん、難しいですね。では、リスナーのかたからのメッセージをご紹介しましょう。福岡県おかがき町のほかむらふみとさんから先月19日の消印で頂いたお手紙です。

― ベトナムの国旗の黄色い星は何を象徴しているのでしょうか?また、ベトナムのフン王朝にも国旗や国歌は存在したのですか?

アン ほかむらさん、お便り、ありがとうございます。現在の国旗の件はすぐ答えることができますが、フン王時代に関するものは難しいですね。歴史研究者に聞かなければなりませんでした。

山崎 ベトナムの国旗については、前にお話したことがありましたね。「金星紅旗」と呼ばれているんですよね。赤地に黄色の星が描かれた旗で、子供でも描きやすくていいですよね。

アン そうですね。黄色はベトナム人の肌の色で、赤は血液を意味します。

山崎 星の5つの頂点も何か意味があるんですよね?

アン はい。労働者、農民、青年、兵士、知識人を表します。

山崎 そして、フン王は、紀元前にあったベトナム初の国家と言われるバンラン国の王様ですが、その時は国旗や国歌はあったんでしょうか?

おしゃべりタイム(6月22日) - ảnh 1 ハノイのハイバーチュン通りの1コーナー(写真:vietnamnet)

アン なかったということです。専門家によると、ベトナムで国旗が初めてできたのはハイバーチュン(Hai Ba Trung)女王時代です。つまり、紀元後40年から43年までの時でした。当時の旗の色は黄色だけでした。

山崎 ハイバーチュンはチュン姉妹ですね。中国、当時の漢の支配に反乱を起こして、数年間ベトナムを統治したんですね。ハノイにもハイバーチュン通りがありますし、他のベトナムのいろいろな都市でも道路名に使われていますね。

アン そうですね。英雄として語り継がれています。次に、愛知県、一宮市の鈴木・よしあき さんからの先月4日消印のお便りです。

― 4月28日からゴールデンウィーク長期連休に入っています。残念ながら旅行に行く予定はなく、4月29日に好きな映画を見に行ってきました。現在、人気アニメ映画が上映中であるため、映画館は子どもずれの家族で混雑していました。ベトナムでも4連休になったとのことで、多くのベトナムの方々が国内旅行に行かれたとのことでした。日本人の長期連休の過ごし方は家でのんびりと過ごす、近くの行楽地に出かける、または、国内外の旅行に出かける等ですが、ベトナムではどのように過ごされる方々が多いのですか。

山崎 鈴木さん、メッセージありがとうございます。連休の過ごし方は本当に人それぞれですね。これは日本もベトナムも同じかもしれません。意外だったのは、近場の海外へ出かける人も結構いるということでした。ベトナムもお金持ちの人が増えてきたということですよね?

アン そうですね。まあでも、これも何回か話してますが、近くの海外旅行はそんなに高くないんですよ。ソウルやバンコクなどです。ちなみに、ホームぺージに「ベトナム人の連休」という記事が載っていますので、こちらも見てみてください。

山崎 はい。VOVの日本語放送のホームページの「ベトナム文化・社会」のコーナーの5月3日付けの記事です。ぜひご覧ください。次に東京都大田区のくさなぎよしひろさんから4月29日の消印で頂いたお手紙です。

― 私は今日から9連休となり、久々にリラックスして、ラジオを聴いています。最近では仕事そのものは忙しくなり、余裕はなくなりました。一方で、連休が増え、無意味な残業や休日出勤は無くなったので、自分が使える時間は増えたような気がします。長時間労働をいましめる社会情勢もあり、精神的に豊かになったような気がします。仕事のみの人生は充実しないので、私は歓迎しています。ベトナムのビジネスパーソンは仕事と家庭生活のどちらを重視するのでしょうか。

アン くさなぎさん、お手紙ありがとうございます。こちらも日本のゴールデンウィークの時に頂いたメッセージですね。仕事と家庭のバランスですか。

山崎 くさなぎさんのお手紙の内容は、働く人の理想じゃないでしょうか。この10年、有給休暇を使っていないアンさんに聞いてみましょう(笑)。

アン そうですね。これも人ぞれぞれだと思いますが、私は仕事を重視していますが、家族は最優先課題だと思っています。自分自身については、これがしたいというのはないですが、家族、特に、子供の将来を考えて、関わっていこうと思っています。

山崎 お子さんと一緒に過ごすと言うことですか?

アン はい。仕事で忙しいんですが、時間がある時は、息子達に英語や文学、音楽、武術などを教えたり、一緒に遊んだりします。

山崎 アンさんは多趣味でいろいろなことが得意ですから、お子さんは喜ぶんじゃないですか?たくさんいい経験ができますね。

アン 仕事と家庭のバランスというのは本当に難しいですが、うまくやっていきたいです。もちろん、仕事を最優先課題と見なす人もいますよ。

山崎 子育ては子供が何歳になってもいろいろありますからね。エンドレスかと思うんですが、子供はあっという間に離れていくから、今を大事にという先輩方の言葉もよく聞きます。これはきっと世界中どこでも同じですね。今週もたくさんの方からメッセージを頂きました。ありがとうございます。 最後に、お名前だけでもご紹介します。

・       茨城県つくば市の・たけうち・げんき・さん

・       埼玉県さやま市の・もりい・しんいちろう・さん

・       東京都あだち区の・あいかわ・おさむ・さん

・       東京都としま区の・おがさわら・たかし・さん

・       東京都府中市の・さえき・よしのり・さん

・       神奈川県さがみはら市の・おおかわ・たけし・さん

・       神奈川県にのみや町の・せきもと・まさる・さん

・       新潟県妙高市の・金子・浩・さん

・       石川県かなざわ市の・おおくち・たかし・さん

・       石川県かなざわ市の・ちゃき・なおゆき・さん

・       三重県四日市市の・あさの・よしたか・さんかながwかえん

・       滋賀県もりやま市の・よねだ・てつお・さん

・       大阪府せっつ市の・こはら・みきお・さん

・       兵庫県こうべ市の・はらだ・りょうすけ・さん

・       兵庫県姫路市の・のなか・いちろう・さん

・       岡山県岡山市の・うえむら・あきお・さん

・       広島県ふくやま市の・にしむら・としや・さん

・       広島県広島市の・やぎ・すすむ・さん

・       沖縄県なご市の・なかむら・しょうじ・さん

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