リスナーと共におしゃべりタイム (11月23日)

(VOVWORLD) - リスナーの皆さんから寄せられたお便りを音楽と共にお送りするおしゃべりタイムの時間です。

ゴック こんにちは、ゴックです。

アン こんにちは、アンです。

ゴック アンさん、約一ヵ月半に発生した台風10号や、11号、12号はベトナムに多大な人的物的被害を引き起こしましたね。

アン そうですね。台風10号は6人の死者、11号は72人、12号は91人が出ているほか、行方不明者と負傷者多数もいます。また、数万ヘクタールの農産物栽培地や、水産物養殖場が収穫不可能となっており、その損害額は数十億ドルにのぼっていると概算されています。

リスナーと共におしゃべりタイム (11月23日) - ảnh 1日本側がベトナムに救援物資を手渡す(写真:TTXVN

ゴック こうした中、救援活動が積極的に行われています。私たちも過去2回にわたり、1日分の給料を寄付しましたね。特に、各国も支援を行っています。中でも、日本は2回にわたり救援物資を送りましたね。

アン そうです。ロシアの救援物資とともに、日本の救援物資は被災地住民の生活安定化や、疫病対策、環境衛生確保に役立っています。ある被災者は、VOVに手紙を送り、「VOVを通じて、日本の政府、国民に感謝の気持ちを送りたい」といいましたね。

ゴック はい。その支援は本当にありがたいですね。被災者が一日も早く安定した生活を取り戻すようお祈り申し上げます。では、お便りを紹介しましょうか。初めに神奈川県 川崎市のおいかわ・かずあきさんからのメールをご紹介します。

― ベトナムの声放送日本語課の皆さん、こんにちは。今日の番組で、山崎さんが急遽、お辞めになるとの話を聞き驚いていますが、これまで我々、リスナーのため番組作りのサポートをしてくださりお疲れ様でした。ところで、話は変わりますが、日本ではこれから秋から冬にかけての風物詩として定着したワインのボジョレーヌーボーの解禁日が近づいてきました。ベトナムでのワインの消費量はどのくらいあるんでしょうか?また、日本のようにボジョレーヌーボーの解禁で盛り上がりを見せたりするのでしょうか?番組で取り上げていただければ幸いです。と書いてくださいました。

アン おいかわさん、メールありがとうございます。ビールや、ワイン、ウィスキー、ウォッカなどリカーの消費量についてですが、ベトナムは世界16位となっています。

ゴック そうですね。統計によりますと、2016年のその消費量は39億1800万リットルに達しています。その中でも、ワインはおよそ3000万リットルとなっているということです。

アン また、ワインの生産・輸入量は年平均10%増加しているとしています。でも、ボジョレーヌーボーの解禁はないのです。次は東京都府中市のさえき・よしのりさんのコメントです。

― 日本の教育基本法は、第百十五条で、「高等専門学校は、深く専門の学芸を教授し、職業に必要な能力を育成することを目的とする。」としています。 日本の高等専門学校は、中卒者が5年かけて通います。通う人は「学生」です。 ベトナムにおける「高等専門学校」とは、どのようなものですか? ベトナム語で「高等専門学校」は何というのですか?との内容です。

ゴック さえきさん、メールありがとうございます。さえきさんのご説明によりますと、ベトナムの高等専門学校は日本のものとは違っています。

アン そうですね。ベトナムの高等専門学校は日本の短期大学みたいです。入学する資格は中卒者ではなく、高卒者で、そして、その在学期間は5年ではなく、(学問によって違いますが)、2年ないし3年だけです。

ゴック 通う人も「学生」と呼ばれています。そして、ベトナム語で、高等専門学校は「Truong Cao dang」です。直訳すると、「高等校」となります。続いて北海道石狩市のうえだ・ともはる さんからのメールをご紹介します。

― 日本語放送スタッフの皆様、こんにちは。久しぶりにお便りさせて頂きます。 さて、番組の感想ですが、何にもまして、今のベトナム経済はとても元気ですね。今日のニュースはそれが如実に伝わってくるニュースだったように感じました。特に、9月の月例会議開催のニュースで伝えられた内容はまるで私達が会社で営業の会議に出席して営業報告を聞いているかのような錯覚(さっかく)を感じる程、目標に対しての達成度、進捗具合に良い意味で執着(しゅうちゃく)していて、これらをまるで民間企業の営業の様に細かに分析していらっしゃることに大変驚きました。こう言った数字への、良い意味での執着(しゅうちゃく)もきっと、ベトナム経済躍進の原動力の一つなのでしょう。ただ、私自身は、ベトナム経済の今の発展は、ドイモイ政策の成功により、社会主義を志向する市場経済の発展段階において農業の活性化に成功したこと、そして、ベトナム特有の温暖な気候も手伝って、農業生産物をまるで工業生産物のように大量に生産して、安定的に供給と輸出ができるところに発展の基礎が根付いていると考えています。そこで、一つお願いがあるのですが、貴局の番組の経済フォーカスや、ウェブページのベトナム経済のコーナーでもっと、農業の視点からみた経済ニュースをご紹介頂けないでしょうか。農業を基盤として社会主義を志向しつつ資本の高度化を図っていくことは経済史的に考えても正にベトナムスタンダードとも言えることであると考えています。今後の向学のためにもご検討頂ければ幸いです。

アン うえださん、ありがとうございます。この日本語放送がうえださんに役立って、嬉しく思っています。

ゴック さて、うえださんのご提案についてですが、これまで、ベトナム農業に関する情報は、ラジオの経済フォーカスや、HPの「ベトナム経済」だけではなく、ラジオの「ベトナム紹介」や、HPの「村で努力する人々の物語」と「ベトナムの文化・社会」のコーナーでも伝えられています。

アン そうですね。でも、農業を中心にするコーナー作りも検討していきます。そして、既存のコーナーで、農業に関する情報の量を増やすことも検討します。次に、埼玉県狭山市のもりい・しんいちろうさんから頂いたお便りです。

― 7月のBS-NHKの放送で、ベトナム人画家グエン・ファン・チャン(Nguyen Phan Chanh)の作品を修復する番組を拝見しました。ベトナム近代絹絵のパイオニアと言われるだけあって、大変素敵な画風でしたが、戦争や気候などの影響でこれらの名画が痛んでしまっている現実を知り、大変残念に思いました。日本では、未だ十分に知られていないかもしれませんので、是非一度、彼の特集を放送して頂ければと思います。(それとも、既に過去に放送されてしまっているでしょうか?)と書いておられます。

ゴック もりいさん、お便りありがとうございます。画家グエン・ファン・チャンとベトナムの絹絵については、数回に紹介してきました。最近としては、アンさんと山崎さんは9月28日のおしゃべりタイムで、簡単にご紹介しましたが、これから、ベトナム紹介かハノイ便りなどで、その特集を放送し、そして、HPの「ベトナムの人々」に掲載します。お待ち下さい。

アン 今週もたくさんの方からメッセージを頂きました。ありがとうございます。最後に、お名前だけでもご紹介します。

・     宮城県わくやちょうの・たけだ・おさむ・さん

・     群馬県たかさき市の・こばやし・しげひこ・さん

・     東京都としま区の・おがさわら・たかし・さん

・     神奈川県横浜市の・ますだ・たかひろ・さん

・     神奈川県いせはら市の・なかむら・たかよし・さん

・     神奈川県にのみや町の・せきもと・まさる・さん

・     神奈川県かわさき市の・おいかわ・かずあき・さん

・     新潟県新潟市の・いしぐろ・たかし・さん

・     石川県かなざわ市の・おおくち・たかし・さん

・     愛知県おかざき市の・なかじま・ひでゆき・さん

・     愛知県豊田市の・よしえ・くにひさ・さん

・     愛知県きよす市の・すずき・ひでお・さん

・     愛知県こまき市の・たぐち・のりずみ・さん

・     三重県四日市市の・あさの・よしたか・さん

・     大阪府せっつ市の・こはら・みきお・さん

・     高知県高知市の・たかはし・けんじ・さん

・     福岡県おかがき町の・ほかむら・ふみと・さん

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